活動風景 |
1999年1月30日(土曜) 10時〜3時 |
新潟ふれ愛プラザ (亀田町) |
(1)住所管理ソフト「VDJ98」体験 (2)Windows95の起動・終了 体験 |
雪のふれ愛プラザ | |
会場は、亀田町にある「新潟ふれ愛プラザ」。 参加された視覚障害者のかたの「今朝は自分で家の除雪をしてきたよ」という話には私がびっくり! 事故がないようにしましょうね。 |
午後からWindows95の起動・終了の体験でした | |
参加された視覚障害のかたが9名、パソコンボランティアが4名。 |
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ところで、写真一番右のかたが右手をかざしていますが、 手に持っているのは携帯テープレコーダ(俗にいう録音ウォークマン)。 |
毎回参加されてくる視覚障害のかたが必ず持参するものが、上の写真のテープレコーダ、
または、下写真の点字筆記用具です。 |
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教室の中は、講師の話す声とこの器具で穴を押さえる音だけがカタカタと聞こえるだけです。
私語する人はほとんどいないし、雑音を立てる人もいません。
理由は、テープレコーダの録音をじゃましないためですね。 |
住所録管理ソフトのこと おっと、講義のことを何も書いていませんでした。 |
郵便物発見 |
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さて、右の写真は透明な袋に宛名の紙を入れたところです。 郵便局の人がみんな点字を読めるわけではないので、当然こうしたことが必要なのですね。
通信郵便物のプライバシー保護とうまく共存しなければいけない問題です。 |
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それでも中の書類が無事に届けられると、「おまえはよく頑張って来たねぇ」
と声をかけたくなるという発言が印象的でした。 |
ふれ愛プラザのロビー | |
午後は、引き続き、Windows95の起動・終了、フロッピーのフォーマットの仕方、 などをやってみました。また、別の部屋にはパソコンは全く経験なしという視覚障害のかたが、 キーボードの練習をしました。 おっと、昼食のことを紹介しておかないといけません。
この「ふれ愛プラザ」1階には、軽食コーナーが設けられていますから、たいていここを利用しています。 |
ひとりごと
今回も、新しくお越しの視覚障害のかたがいらっしゃいました。 「みなさん、すでにパソコンをばりばり使う人ばかりなんですね。」と驚かれていましたが、心配いりません。 実は参加している人はみんなお互いをそう思っています。
お互いに助け合いつつ勉強していく、それは自分一人でもパソコンを使えるようになるためにする。 それが私たちの活動のポリシーです。 パソコンが自分の生活のパートナーになってくれることを目指していきたいのです。
今まで使ったことがないけれどこれから使いたいという人、ちょっと見学したいという人の参加をお待ちしています。
◆本日の宿題
参加された視覚障害のかたから、DOSのcommand.comがコンピュータ・ウィルスに感染していた。 さらに、調べたら自分のたくさんのフロッピーが感染していたという話がありました。
フロッピーで情報を交換する機会が多いですから、ウィルス感染は十分警戒しないといけません。 感染経路も早く調べないといけません。 どこからウィルスが進入したかがわかると、自分以外の被害を食い止めることにも役立ちます。 ウィルスチェッカーは準備するようにしましょう。
時節がら、インフルエンザが流行しているニュースが続いています。 駄洒落をいうわけではありませんが、人もコンピュータも予防が第一です。 うがい・手洗いも励行しましょうね。